

高額品につき代引き不可
~XOブランドについて~
本来、ブランデーの最高級を意味するエクストラ・オールド(extra old)を略したXOブランドは、日本の管楽器メーカー(株)グローバルが開発・プロデュースし、台湾の管楽器総合メーカー功学社(KHS)で製造されているブランドです。管楽器において最高峰とされるブランドの多くはヨーロッパやアメリカ、日本に多くありますので、それ以外の製造国へ持つイメージはあまりよくないかもしれません。しかしながら日本人にとって一番ポピュラーであるヤマハも日本製は徐々に減り今はインドネシアや中国製が多くなってきました。低価格帯には確かに中国製などは多いのですが台湾はそれよりも品質が良いと言われ各国内のメーカーや有名なブランドにも実は台湾製は多く存在しています。XOもそんな製造国と品質を言われるような立ち位置もなく今や信頼されるトロンボーンのブランドとして君臨しています。
~トロンボーンの種類と操作性~
トロンボーンはとても一見同じように見えても実は種類が多い楽器で、操作性や演奏する楽曲、求める音色などによって選ぶのですが、大きくわけて3種類(テナー/テナーバス/バス)あります。スライドを伸縮させ、管の長さを変えることで音程を切り替える奏法で演奏します。手が短めの方、体が小さい方は、遠いポジションの音ほど早い曲の演奏は大変になります。ピストン楽器などと同じようにスムーズな演奏をするためには独自の技術が必要になりますが、選ぶ楽器によってその演奏がラクになる場合があります。ただし、楽器の特性によってそれが「吹きやすい」かどうかは人それぞれで、楽器の善し悪しでありません。
▼テナートロンボーン...一番安いのがテナー。トロンボーンの基本形で、B♭管です。とてもシンプルな構造で楽器自体が軽く扱いやすいです。ただ、遠くに腕をのばさなくてはいけない音階があり苦労される方もおられます。
▼テナーバストロンボーン...上記テナートロンボーンに、主にF管を取り付けたものです。テナーはB♭管ですが、レバーでF管に切り替えられます。これによって低音域が拡大し、遠くに腕を伸ばさなくても同じ音程が出るしくみです。操作性が向上しますので早いパッセの曲を演奏する場合や体格や経験によってこちらを選ぶ場合があります。ただし、管が増えますので楽器が重くなります。
▼バストロンボーン...B♭管のテナーバストロンボーンを更に太くした楽器で、B♭管では出せない低音域を補うために、音を低くする為の管を1個ないし2個装着し、ロータリーヴァルブにより切り替えをする装置のついた楽器です。管が太い点以外はテナーバスと同じですが、大きい口径のマウスピースを使用することで、低い音がより出しやすくなります。XOのバストロはアキシャルフローバルブ製品のみになります。
~XOトロンボーンのラインナップ~
▼バストロンボーン...ダブルアキシャルフローバルブが特徴でベル素材違いでイエローブラスとゴールドブラスがあります。(1240L-T/1240RL-T)
▼テナーバストロンボーン(アキシャルフローバルブ)...3角形のセイヤーバルブ仕様。息抜けにこだわった製品。ベル素材違いでイエローブラスとゴールドブラスがあります。太管のみ。(1236L-T/1236RL-T)
▼テナーバストロンボーン(ロータリーバルブ)...ごく一般的なテナーバスにベル素材違いで2モデル。(1236L/1236RL) オープンラップ(管の巻きの違いで抵抗感が少ない)に同じくベル素材違いで2モデル。すべて太管です。(1236L-O/1236RL-O)
▼テナートロンボーン...ジョンフェチョックモデルの細管でベル素材違いで2モデル。(1632GL-LT/1632RGL-LT)
~ボアサイズと音色~
ボアというのは管の円周部分の直径のことで、このサイズの違いで息の量や抵抗感に変化があり、結果音色が変わります。スライドのマウスパイプ側とジョイント側で異なるボアサイズを組み合わせたものをデュアルボアと呼びます。
▼細管/中細管...直径が小さいですので必要な息の量が少ないために吹きやすく、音色は繊細でしっとりとしたものになります。初心者が良いですが、音にスピード感も出ますので、上級者でも高音域を専門に演奏する方に選ばれ、特にジャズ、ポピュラー等には向いています。テナートロンボーンは細管、中細管のものがほとんどです。音量が欲しければ練習を積んで太管の楽器を選びましょう。
▼太管...息の量も必要となり音色・音量ともに豊かで華やかなものとなります。オーケストラの一番奏者向きで、しっかりした息と正しい奏法で吹くと美しく豊かな音が出ますが、技術と体力が必要です。吹ける上級者であれば機能性にも優れ上から下までまんべんなく演奏できます。
~カラーと素材の違い~
XOトロンボーンのラインナップはシンプルで選びやすいですが最終ベルのカラーで悩む方もおられるかもしれません。見た目は重要ですが音色の傾向が違います。
▼イエローブラス...明るく、張りのある音色
▼ゴールドブラス...幅のある豊かな音色
~アキシャルフローバルブ~
1970年代にアメリカのエド・セイヤー氏が考案したいわゆるセイヤーバルブといわれる円錐型のバルブシステム。XOのシステムはエックスオーのオリジナルのものとなります。気密性、操作性に優れ、どの音域でもムラの無い吹奏感を実現します。金、銅、ニッケル等、各素材の使用する場所や方法を研究し、よりクリアで遠達性のあるピアニシモ、重厚で響きの豊かなフォルテシモを生み出します。とりあえず、ロータリーバルブよりも息の流れがスムーズで抵抗感が少なく吹きやすい。あえてこのシステムの短所を上げますと表面積が多くなる故、気密性が悪いなどとも言われますがXOトロンボーンは気密性にも優れています。またこのように言われているのは通常のものに慣れた奏者がまっすぐに息が入る抵抗感の少なさからこのように感じられることもあるかもしれません。かなり抜けが良いため、もう少し抵抗感が欲しいかたはオープンラップモデルもおすすめです。
~その他の特徴~
▼インターロック式マウスパイプ
3本のマウスパイプを標準装備し、吹奏感や音色を選択できます。また、インターロックシステム(スライド側にネジを取り付けマウスパイプを引き込み固定)の採用により、マウスパイプを常に同じ位置で固定し、パイプ自身の回転も防ぎます。
? 標準タイプ 真鍮製
? 標準タイプ 銀製
? ロングタイプ 真鍮製
▼オリジナル可動式Fレバー
手の大きさに合わせ、レバーの位置や角度を変えることができ、F管の操作を容易にします。
▼リバースシステムF管
F管内部の段差を少なくし息の流れをスムーズにしました。また支柱の取り付け位置に配慮しB♭-Fの切り替え時の抵抗の違いを軽減しました。
XO 1240L-T Bass Trombone Yellow brass Axial Flow Valve エックスオー バストロンボーン イエローブラス ダブル アキシャルフローバルブ
エックスオー・バストロンボーン1240モデルは多くの歳月を費やし、数多くのプレイヤーの意見を取り入れ完成しました。ベル形状、支柱の取付位置や形、使用する材質等あらゆる角度から研究開発し、現代の奏者に合った理想のバストロンボーン製作を目指しました。程良い開放的な吹奏感でコントロールしやすく、繊細で遠くまで響くピアニシモ、充分なキャパシティで重厚なフォルテシモを生み出します。また、可動式のFamp;G♭レバーは位置や形にも配慮し、小さな手の人が使用しても持ちやすく容易に操作でき、素早いレスポンスを可能にしてくれます。
■管楽器 スライド式 トロンボーン
■旧型番:RB-L
■調子:B♭/F/G♭/D管
■バルブシステム:ダブルアキシャルフローバルブ
■ボアサイズ:約14.2mm 太管
■ベルサイズ:9-1/2インチ
■ベル:イエローブラス製 /二枚取り
■スライド材質:イエローブラス
■仕上げ:ラッカー
※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
セット内容
■楽器 本体
■ケース
■インターロック式マウスパイプ3本
■マウスピース XO 2G ラージシャンク(太管)
■マウスピースポーチ(マウスピースを入れるケース)
■スライドルーブ(スライドオイル)
■ライトベアリングオイル(レバーオイル)
■バルブオイル(ローターオイル)
■ウォータースプレーボトル
■クロス
■保証書
■スライドグリス...抜差管に塗る潤滑剤。
■抜差管用クリーニングスワブ...抜差管内に通しての内側の水分を取る
■スライド用クリーニングスワブ...スライドに通しての内側の水分を取る
■ブラスソープ...内部の洗浄に水の混ぜて使用
■フレキシブルクリーナー...内部の洗浄に使用するブラシ
■チューナーメトロノーム...安定した音程を取るためのクロマチックチューナーと同時に使えるメトロノーム。
■BACH 3G 太管...カップ深さ=D 深い、直径=26.26mm、リム=MW かなり丸いリム、細管テナートロンボーン用のNo.3と同じサイズのカップとリム形状で、より深いバストロンボーンカップとより大きなスロートとバックボアを持つ。ペダルトーンまで良く響く低音域。バストロ用の中では浅い方で吹きやすく人気のあるマウスピース
■トロンボーンスタンド
《オンライン開催》第6回女性活躍推進セミナー(2022/1/25)「女性活躍推進とサステナビリティ ~SDGs達成に向けた課題と可能性~」開催のご案内

講演テーマ:「女性活躍推進とサステナビリティ~SDGs達成に向けた課題と可能性~」
今回で6回目となる日印産連・女性活躍推進セミナーは、最近耳にしない日はない、ホットなキーワードとなっている「SDGs」に着目し、第一人者のエクベリ聡子氏を講師に招いて開催します。皆様奮ってご参加ください。
2021年度「中小企業のためのVOC排出抑制セミナー」
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2021年11月11日(木)~11月18日(木)の8日間、経済産業省関東経済産業局主催の「中小企業のためのVOC排出抑制セミナー」 を完全オンライン配信で実施しました。
その時の動画をYouTubeにて配信しております。
こちらの記事からも聴講できます。
デジタル印刷に関するアンケート調査(2021年)
印刷産業(国内)における生産機としてのデジタル印刷機活用の状況を把握するため、本年もアンケート調査を実施致します。アンケート調査票の届いた企業様はご協力をよろしくお願いいたします。
第20回印刷産業環境優良工場表彰の第2次応募を開始します。
第20回を迎える印刷産業環境優良工場表彰の第2次応募の受付を開始します。
第2次審査応募受付は2021年12月17日(金)~2022年2月28日(月)です。
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『VOC排出抑制セミナー』開催のご案内
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経済産業省・関東経済産業局様との共催セミナー
VOCを適切に管理することは⼤気汚染防⽌だけでなく、職場環境の改善、悪臭問題の解消、コストの削減等の効果があります。本セミナーでは、中小企業の皆様が取り組みやすいVOC排出抑制の具体的事例を紹介します。また、労働安全衛生法等改正に伴いこれから必要になる対策等をセミナーでご紹介します。
印刷業界におけるデジタル印刷に関するアンケート調査報告書(2020年度 概要版) 公表
日本印刷産業連合会では、国内の印刷産業におけるデジタル印刷の状況を把握し、さらに活用度を高めていくための調査結果(2020年版)をまとめました。表題(青字下線部)をクリックいただければ、報告書(概要版)が表示され、無料でダウンロードできます。
(終了しました)「デジタル印刷の現状と展望」に関する調査報告会 開催のご案内
国内の印刷産業における生産機としてのデジタル印刷機活用の状況を把握し、活用度を更に高めるためにアンケート調査を実施致しました。
今回、調査結果の報告に合わせ、本間充氏、網野勝彦氏、山口実氏、佐々木徹郎氏をパネリストに、アフターコロナの印刷業界はどうなっていくのか、デジタル印刷機はどういった位置づけになっていくのかを、デジタル印刷機の活用事例を交えながら、徹底的に議論して頂きます。
※終了しました※「パワハラ防止法と職場環境セミナー」の開催
2017年に厚生労働省が公表した従業員の悩みや不満を相談する窓口において相談の多いテーマは、パワーハラスメントが最も多くなっています。対人関係に起因する職場環境の悪化が多発しており、環境改善が強く求められています。こうした現状を受け、ハラスメントを防止するための取り組みとして法制化したものと考えられます。
日本印刷産業連合会では会員企業の皆様を対象に、本年6月に施行されたパワハラ防止法(労働施策総合推進法)をテーマとしたセミナーを開催いたします。労務管理責任者及び実務担当者をはじめ、会社経営者の方々にも参加いただき、今後変わっていく労務管理にお役立てください。
『VOC排出抑制セミナー』開催のご案内(終了しました)
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2021年 第46回 技能五輪国際大会「印刷」職種 日本代表選手(候補者)選考会のご案内

印刷業界におけるデジタル印刷に関するアンケート調査報告書(2019年度 詳細版)公開
日本印刷産業連合会では、国内の印刷産業における生産機としてのデジタル印刷活用の状況と今後の導入意識を把握し、活用度をさらに高めるための調査研究を目的として、2010年から毎年「印刷業界におけるデジタル印刷に関するアンケート調査」を実施しております。
この度、2019年度のアンケート調査の報告書がまとまりましたので、ご活用ください。
(報告書は無料でダウンロードできます)
じゃぱにうむ2020 ー 印刷産業の地方創生事業事例発表会 ー 当日の模様動画

去る2020年2月10日(月)、盛況のうちに開催され、無事終了いたしました「じゃぱにうむ2020ー印刷産業の地方創生事業事例発表会ー」の模様を動画でご覧いただけます。
第20回印刷産業環境優良工場表彰の第2次応募を開始します。
第20回を迎える印刷産業環境優良工場表彰の第2次応募の受付を開始します。
第2次審査応募受付は2021年12月17日(金)~2022年2月28日(月)です。
第62回 全国カタログ展の受賞作品
第62回 全国カタログ展の受賞作品を掲載いたします。なお受賞作品の内、上位賞・特別賞・審査員特別賞を受賞した作品は、印刷図書館にて4月19~28日の期間限定で展示をしております。